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YURAKUCHO ART SIGHT PROJECT

YURAKUCHO ART SIGHT PROJECT

Yurakucho Art Sight Project

有楽町アートサイトプロジェクトは、有楽町を舞台に都市とアートの関係性を問い直すことを目的としたプロジェクト。第一弾として、写真家・顧剣亨とアーティスト・永田康祐が有楽町をテーマに制作した新作を新国際ビルの仮囲い壁で発表した。

会場:新国際ビル 南西側仮囲い
期間:2020年6月22日(土)〜
主催:三菱地所株式会社
協力:一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会

顧剣亨
Yurakucho 202004、2020

今回、顧は、有楽町電気ビルヂング、丸の内二重橋ビル、東京ビル トキア、有楽町駅前ビルの屋上から、有楽町エリアを俯瞰するように都市の景観を撮影し、彼が「デジタルウィービング」と呼ぶ、複数の写真から1枚のイメージを生み出す手法によって作品を制作した。顧は画像編集ソフト上で、1ピクセル毎に「削除」と「保留」を何万回も繰り返し、その素材を重ねることでテキスタイルのようなイメージを生み出しているが、本作では奇しくも、60年代に建てられた有楽町のビル群によって生まれた低層ラインが、来たるべき都市の可能性を秘めた「空間」として、幅約10メートルにおよぶ作品上に出現している。

永田康祐
Semantic Segmentation (Yurakucho), 2020

有楽町の風景を捉えた一連の作品は、自動車の自動運転技術などで利用されているものと同種の、人工知能による物体検出アルゴリズムをもとに制作されている。本作で永田は、アルゴリズムが実際の人間と印刷物に描かれた人間やガラスに映り込んだ人間などを「Person」として認識したり、仮囲いの映り込みの模様を「Train」として認識するといった齟齬に着目し、私達の認識が単に視覚的なものであるだけでなく、様々な文脈的な知識によって成り立っているということ、そしてまた、都市の認識が本質的に多様であり、機械的かつ画一的に行うことはできないということを示している。

Courtesy of ANOMALY

Photo by Tokyo Photographic Research Project

2020/09/30
04:03:26 JST

ENJA